ウレタン塗装で10年もつ家ともたない家の違いとは?
ウレタン塗装の耐用年数は6年から10年ほど。
6年から10年と差があるのは、お住まいの環境によって状態に違いが出るからです。
例えば、閑静な住宅街であれば、10年ほど持つと考えて良いでしょう。
外気の影響を受けにくく、経年劣化しやすい状況が少ないためです。
それに対し、交通量の多い場所や田畑が近い場所は外壁が劣化しやすい状況です。
排気ガス汚れ、土や埃が舞うリスクがある環境はどうしても外壁が悪化しがちです。
特に排気ガス汚れは油汚れを含んでいるので、一度外壁に吸着してしまうと簡単に落ちません。
外壁の防水性を劣化させ、雨水を弾く効果が落ちてしまいますので、ウレタン塗装を行っていても10年もたない可能性が高いです。
汚れが付着してすぐに洗浄すれば、被害を最小限に留めることができますが、交通量の多い環境にお住まいだとなかなか現実的に毎日、外壁掃除をするのは難しいでしょう。
そういった場合は6、7年周期で再塗装する以外に対策はありません。
あるいは、さらに質の良いシリコンやフッ素、ラジカルなどの塗料を使って塗装したり、防水工事することをお勧めします。
それでしたら耐用年数も長く、短期間での再塗装は不要になります。
塗装のご相談は林塗装までお寄せください。