リフォームは内装・外装どちらを先に行うべき？
リフォームを行う際に、内装と外装のどちらを先に行うべきかは、工事の内容や状況によって異なりますが、一般的には外装を先に行うことが多いです。
外装の工事は天候に左右されやすいため、外装を先に行うことで、悪天候による遅延を避けることができます。特に屋根の修理や外壁の塗装など、外部での作業は天候が安定しているうちに終わらせておく方が効率的です。また、外装の劣化が進行していると、雨漏りや風による損傷が進んでしまう可能性があります。先に外装を修復しておけば、家を守るために内装が損傷するリスクを減らすことができます。
一方、内装を先に行う場合もあります。
住みながらリフォームを行う場合、内装を先に行うことで、生活空間の一部を使える状態に保つことができます。例えば、リビングルームや寝室の内装を先に整えておけば、家族が快適に過ごしながら外装工事を待つことができます。内装のクロスの張り替えや床の張り替えのみの場合など、一部分の工事のみという小規模なリフォームを行う際には、内装を先に行う場合もあります。
一般的には、外装工事によって内装が汚れることを防ぎ、また外部の修復が完了してから内装を整えることで、リフォーム全体の完成度を高めることができることから、外装を先に行うケースが多いですが、リフォームの内容や住環境に応じて柔軟に工事の順序を決めることも大切です。
